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春になるまで待っててね キャストインタビュー

キャストインタビュー
05 /11 2022
春になるまで待っててね キャストインタビュー

春になるまでスライド・ブログ用(72)

【原作】
原作:伊達きよ イラスト:犬居葉菜 (幻冬舎コミックス)

【価格】
通常版 5,500円(税込) ※2枚組
フィフスアベニュー限定盤 6,380円(税込) ※通常版+特典ドラマCD

【出演】
リック・エドワーズ(受):天﨑滉平
ディビス・ゲラー(攻):熊谷健太郎

テイラー:大塚剛央
リック(幼少期):佳穂成美
リックの母:川﨑芽衣子


~~特典情報はコチラ~~

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熊谷健太郎さん・天﨑滉平さん


■収録のご感想、共演のご感想をお願いいたします。
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天﨑滉平さん
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天﨑さん:大ボリュームだったのですが、二日間かけて健太郎とじっくり丁寧に収録することが出来て、非常に良かったなと思います。BLCDで健太郎とガッツリ絡むのは初めてだったのですが、健太郎とは付き合いが長いので……。

熊谷さん:そうですね(笑)

天﨑さん:ね(笑)本当にリラックスして録ることが出来ました。

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熊谷健太郎さん
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滉さんとは「二人でがっつり掛け合いやりたいね」という話はずっとしていて。僕がこの仕事をしている年数=滉さんと出会ってからの年数で、色んな現場でも会ってるんですけど、二人だけでがっつり掛け合いというのはなかったので、ここで念願叶って掛け合えたのはすごく嬉しかったです。芝居での空気感をすごく信頼しているからこそこちらも委ねられるし、逆に芝居を一緒にしていなかった期間もあった分「そこはそういう風に演じるんだ」という新鮮さも味わいながら、この作品の持つあたたかさと共に楽しく収録させていただきました。



■ご自身が演じられたキャラクターの印象と相手が演じられたキャラクターの印象を教えてください。
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天﨑滉平さん
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初めて表紙でリックのイラストを見た時は幼くてかわいらしい印象だったんですけど、お話を読むと、幼い頃に両親を亡くしてひとりで立派に生活していて、思いやりもあってとても良い子で。でも、小型獣人が抱える悩みや恐怖心ももっていて、ただかわいいだけじゃない面が印象的でしたね。でもかわいいところも沢山あるんですよ。なので、幼くなりすぎないように気を付けつつ、かわいさの塩梅は意識しながら演じさせていただきました。
ディビスは、最初は「怖いのか優しいのかどっちなんだ?」という印象でした。でも、一緒に過ごしていると、いろんなシーンで出てくる彼の言葉がすごく優しくて、人の良さがすごく出てるんですよね。リックと心を通わせていけばいくほど、ディビスの優しい部分やあたたかい部分がどんどん溢れてきて、それにリックも感化されて、彼ららしい形の関係になっていくところがすごく好きだなって思いました。

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熊谷健太郎さん
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ディビスは多くを語らない朴訥なキャラクターなので、何を考えているんだろうっていうのが最初の印象でした。原作がリック視点で、収録のシナリオもディビスってモノローグが全くないんですよ。なので、ディビスの内面はリックを通して見る形になるんですけど、読み進めていくにつれて、ちょっとした行動であったり、言葉の選び方であったり「この人はすごく根が優しくて人のことを考えられる人なんだな」と思いました。ディビスのそういった人間性の部分は、お話の序盤ではあまり伝わりすぎないようにしなきゃいけなかったので、そこの言葉の響きやトーンは難しいところの1つでした。でも、最初が伝わりづらいからこそ、感情を解放した時に、こんなにリックのことを好きなんだぞっていうのが際立つんじゃないかと思いながら演らせていただきました。
リックに関しては、ディビスがよくリックのことを「かわいい、かわいい」って言うくらい本当にかわいくて。でも、そんなリックが「自分も男だから、自立してディビスに相応しい男でありたい。恋人として胸を張ってディビスの横に立っていたい」っていう男らしい部分をもっているのがかっこいいんですよね。めちゃくちゃかわいらしい部分もすごく多いんですけど、だからこそ時折見せる「あ、リックって男なんだな」っていうのがすごく好印象でした。



■印象に残ったシーンや聴きどころを教えて下さい。
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天﨑滉平さん
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木の実がキーとなって何度か出てくるんですけど、木の実の話のシーンはディビスのあたたかさが詰まっていて全部好きです。
リックの持ってきた木の実の箱だけ埃が被っていないシーンも、ぐっときましたね。
ディビスが実際に掃除をしているシーンで表すのではなくて、埃が被っていない箱をリックが見つけることで、ディビスが掃除しに来ていたのかなとか、大事に食べる日を待っていたのかなとか、こちらに想像させてくれる表現の仕方がすごく素敵だなって思いました。
この木の実って、ディビスにお世話になるからって火事で全てを失ったリックがなけなしのお金で買って行った高級な手土産なんですけど、もっと高級な木の実を食べているディビスからすると本来は大したものじゃないんですよね。
でもその木の実をすごく大事にしてるディビスも、それを大事に描いてくださっている伊達先生も、とっても素敵だなと思いました。

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熊谷健太郎さん
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お互いの気持ちを尊重しながら少しずつ近づいていく本当に素敵なお話なので、どのシーンをとってもあたたかくて、印象的なシーンも色々あるんですけど……。
個人的にすごく好きなのが、リックが寝ぼけてディビスの部屋に入ってきた時のシーンです。
ディビスのベッドに潜り込んできたリックが、クッションにするようにディビスをふにふにしたり耳をくわえたりとかしている中でも、ディビスはびっくりしたり跳ねのけたりするんじゃなくて、そっと自分の上に抱き寄せて、背中をあやすようによしよしって叩いて……っていう。
ディビスも冬眠で寝ぼけていて、頭も回っていない中ではあったんでしょうけど、辛い思いをしてディビスの家に来たリックに寄り添っていたのかなあ、とこちらに想像させてくれるようなシーンだったので、あったかい気持ちになりました。
そのシーンは、目が覚めてからのリックの慌てふためきようと、対して全然動じないディビスも含めて、好きな一連の流れのシーンですね。



■「冬眠」がテーマの作品でしたが、ご自身の睡眠を快適にするために何か工夫されていることやこだわっていることはありますか。

天﨑さん:これはむしろ誰か教えてください…!(笑)本当に寝るのが苦手で、あんまりいい睡眠が出来ている気がしないんだよね……。

熊谷さん:睡眠の質が悪い感じ?

天﨑さん:そう!

熊谷さん:俺も悪いんだよなぁ……。

天﨑さん:一緒だ(笑)寝入りは凄く良いんだけど、結局どれだけ寝ても身体が疲れていたりして。なんだったら短時間しか寝なかった時の方が……。

熊谷さん:シャッキリすることありますよねぇ……。

天﨑さん:そうそう!でも実際の身体は絶対そんなことないと思うし……。ちゃんと質のいい睡眠をとれる方法がきっとあるはずだからそれを知りたい。ベッドが良くないのかなぁ。

熊谷さん:クッションの硬さが合ってないとかね。

天﨑さん:だって俺ソファで寝る方が次の日楽だもん。

熊谷さん:マジですか?ソファとベッドどっちが硬いです?

天﨑さん:ソファが硬い。

熊谷さん:じゃあ硬めの方が良いのかもしれないですね。

天﨑さん:そうかもしれないね。

熊谷さん:僕も腰痛持ちなんで、あんまり柔いと腰がキツイんですよ。

天﨑さん:あるね!俺も腰痛持ちだから。

熊谷さん:あとは精神的なところがあるのかなぁ。僕も寝起きはものすごく悪いんですけど、寝つきは悪くないんですよ。でも、未だにイベントとかの前日とか「寝なきゃ!」ってなるとすっごい眠れなくなっちゃうんです。

天﨑さん:意識しちゃうと冴えちゃうよね。

熊谷さん:明日すごくエネルギー使うから眠って回復しなきゃ……と思うんですけど、寝れないんすでよね……。それこそ昔は一睡もしなかったこともありましたね。それに比べれば今は眠れてるなと。

天﨑さん:眠りにつきやすくするための方法があるらしくて、関連性のない言葉をいっぱい頭に浮かべるといいとか。

熊谷さん:ほお。

天﨑さん:例えば「お茶・熊・紙・空……」とか。

熊谷さん:意味合い的に分離しているものを並べていく感じ?

天﨑さん:そう。科学的根拠は知らないけど、かけ離れてる単語を思い浮かべると、脳が「もう休んで」ってなるらしい。

熊谷さん:やってみようかな……。ライブイベントに出させてもらう前日の夜とか、ふとした瞬間に「あの振付どうだったっけ……」とか考えちゃって。

天﨑さん:ああ~そうなるともう眠れないよね!(笑)「あと一回やっといたほうがいいんじゃないか。もし朝ギリギリに起きて出来なかったらどうしよう」って思うともう一回やるために起きちゃう……みたいなことがある!

熊谷さん:「前は俺一睡もせず出来たじゃん」っていう、よくない経験値を元に寝ることを諦めちゃうんですよね。まぁ目を閉じてるだけでも回復するっていうし……っていう精神状態になれれば寝られるんですけど、そこまでが長いんですよ。

天﨑さん:なるべく罪悪感を感じないように、これでいいって思いながら寝るようにするのがいいのかなぁ。

熊谷さん:ね。なので、快適にするために工夫をしているというよりも、我々は快適に睡眠の質を高められる方法を探している感じです!旅の途中でございます!



■発売を楽しみにお待ちいただいている皆さんへメッセージをお願いいたします。
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天﨑滉平さん
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丁寧に大ボリュームでドラマCD化されておりますので、『春になるまで待っててね』の原作が大好きでドラマCDを楽しみにしてくださっている皆さんは期待していただいていいんじゃないかと思います!これを機に『春になるまで待っててね』に初めて触れた方々も、ぜひ原作も読んでいただきながら、発売を楽しみに待っていただけたら嬉しいです。本当にとても丁寧に拘って作ってくださっていて、参考資料として台本にディビスの家の間取りまで載せてくださっているんですよ……!不動産のサイトでしか見ないようなしっかりとした間取りの資料でびっくりしました(笑)細やかなところまで、我々が演じやすいように考えて作ってくださっているので、期待していただいていいんじゃないかと思います!ぜひ、楽しみに待っていてください。

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熊谷健太郎さん
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ここまでインタビューをお読みいただきありがとうございます。『春になるまで待っててね』をドラマCD化するにあたり、ディビスの声を任せていただけたこと、そして、相方のリック役として天﨑滉平さんとふたりでじっくりとお芝居が出来たことが、自分自身本当に楽しく、光栄な時間でした。
小説のドラマCD化ということで、原作に書かれている地の文がすべて音声化されているわけではないんですけれども、だからこそ、音のみで聴く『春になるまで待っててね』で新しい発見をしていただけるのかなぁと思います。ドラマCDを聴いてから原作を読みなおした時、地の文の捉え方の変化や発見をしていただけたら嬉しいです。音声化によって、より魅力を伝える、そして原作の小説をもっともっと好きになってもらえる一助になれればいいなと思いながら演じさせていただきました。ドラマCDを聴いていただいて、『春になるまで待っててね』という素敵な作品が持っているエネルギーやあたたかさ、柔らかさや優しさに触れて、皆さんのお聴きのお心が少しでもあたたかくなったら幸せです。原作小説、そして、このドラマCDも含めて、『春になるまで待っててね』を何度でもお楽しみいただければと思います。何卒よろしくお願いいたします!


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キャストインタビューを公開いたしました🐻🐿️🌷

ドラマCD「春になるまで待っててね」は2022年6月29日(水)発売です!
天﨑さん&熊谷さんによるお話は、公式通販 Shop Fifth Avenue特典『キャストトークCD』でもお楽しみいただけます💿✨

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(※特典付与期間:2022年7月31日まで)
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